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トルココーヒーって何?私たちが飲むインスタントとの違い【4つ】

メテ吉
メテ吉
この記事では「トルココーヒーがどういうものなのか」について、分かりやすく詳しく説明するよ!

聞いたことはあるけれどよく知らない「トルココーヒー」。

トルココーヒーとは、粉末のコーヒー粉をお湯で煮出して、その上澄みだけを飲む飲み物です。

この記事では、トルココーヒーについて「日本のインスタントコーヒーとの違い」「トルコにおける立ち位置」という観点から紹介していきます^^

トルココーヒーと日本のインスタント(ドリップ式)コーヒーの違い

ドリップは「透過法」、トルココーヒーは「浸漬法」

そもそもトルココーヒーと日本で一般的なインスタント(ドリップ式)コーヒーは「入れ方」に違いがあります。

日本のインスタントコーヒーは「ドリップコーヒーを乾燥させて、インスタント状にしたもの」です。

ドリップコーヒーは「透過法(トウカホウ)」という方法で作られ、一滴一滴熱いお湯をコーヒー粉に透すことでコーヒー成分を抽出します。

一方、トルココーヒーは「浸漬法(シンシホウ)」という方法で作られ、お湯とコーヒー粉を一緒に熱すことで、コーヒー成分を湯に溶かしだすことで成分を抽出します。

トルコでは「ジェズベ」と呼ばれる専用の鍋が使われ、ガスコンロに直接かけてコーヒーを作ります。

ドリップコーヒーを1から作るとなると大変ですが、大体は皆インスタントで済ましますよね。

しかしながら、トルココーヒーのインスタントは見たことがありません。トルコでコーヒーを作るというのは「=1から作る」ことなのです。

トルコで「ちょっと、コーヒーでも飲むか。」となれば、ちょっと気合を入れて台所に向かわなければならないのです^^;

抽出法により「味」に違いが出る

今説明したとおり、日本のインスタントコーヒーは「透過法」という抽出方法、トルココーヒーは「浸漬法」という抽出方法で作られています。

では、この2つに味の違いはあるのか?

答えは「YES!」です。

飲んでみれば分かりますが、かなり違いがあると言えます。

 

一般的な話ですが、「透過法」で作るとコーヒーの苦味や酸味、甘み、渋みなどコーヒーをコーヒー足らしめるあらゆる味を、良くも悪くもしっかりと抽出します。

なので、苦味や渋み、酸味が多いコーヒーとなります。これが好きという人も多いですよね。

一方「浸漬法」で作ると、よりまろやかな味わいになります。これまた、良くも悪くも、苦味や渋みの少ない飲みやすいコーヒーとなるのです。

 

このためか、トルココーヒーには砂糖が欠かせません。砂糖量の多い少ないの違いはあれど、ブラックで飲む人はいません。

まろやかに抽出されたコーヒー×砂糖のコンビネーションを楽しむ飲み物が「トルココーヒー」なのです^^

 

更に、トルココーヒーに使われる豆の種類は「深煎り(ふかいり)」のもの。つまり、しっかりと火でロースト豆が使われており、酸味が少ないのが一つの特徴です。

私は、コーヒーの酸味が苦手なのでトルコ式コーヒーが好きです^^

トルココーヒーの見た目は可愛らしい

日本のコーヒーカップは普通のマグカップなのに対し、トルココーヒーのカップは「デミタスカップ」「エスプレッソカップ」のように小さいものが主流です。

カップがそもそも小さいのに、1/3ほどはコーヒー粉が沈殿したものなので実際に飲める部分はほんの少し。

基本的にたくさんがぶがぶ飲むものではないのです。

なので、自宅で作る場合は家にある中でも一番小さなカップを使うか、デミタスカップを購入するのがおすすめ。

マグカップの半分にも届かない量のトルココーヒーを飲むことほど悲しいことはありません^^;

また、トルココーヒーの表面には抽出過程でできた泡が乗っています。きめ細かい泡があればあるほど「美味しい」とされています。

トルココーヒーには〇〇がマスト!

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トルココーヒーには必ず「決まったメンバーのお供」が付きます。

コップ1杯の水」と「ロクム」です。ロクムとは、日本でいう求肥のようなお菓子。

この二つは、レストランやカフェでトルココーヒーを注文すればほぼ100%付いてきます。場所によっては、ロクムが違うお菓子になることもあります。

水を飲みながら、甘いものを少しつまむ。

これがトルココーヒーの醍醐味ですね。

また、飲み終わった後は「トルココーヒー占い」に興じることもできます。

飲み終わった後、底に沈殿しているコーヒー粉の「形」で未来を占いというもので、互いのカップを交換し合って未来を予想し合います。

けっこう盛り上がるので楽しいですよ。

トルコ人にとっての「コーヒー」

トルコ人にとって、コーヒーはちょっと特別なもの。

まず、入れるのが面倒なので毎日飲む人は少ない。お客さんが来たら、おもてなしとして出されることが多いです。

トルコでは結婚前にお嫁さんが、わざと塩を入れた「不味いトルココーヒー」をフィアンセに出して、「美味しいといって飲んでくれるかどうか」を試すという儀式があります。というかありました。今はもうそんなことする人いませんが。

塩入トルココーヒーでさえ、私の作ったものだからと飲んでくれるくらい寛容な人を結婚相手には選びましょうということです。

それくらい、”美味しいトルココーヒー”はトルコ人の生活の中の大切なエッセンスなのです。

お読みいただきありがとうございました。