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トルコの言語は「トルコ語」!その特徴や歴史を解説

この記事の概要

・トルコで使われる言語の説明
・トルコ語と日本語の共通点
・トルコ語の文字
・トルコ語文字の歴史

メテ吉
メテ吉
トルコ語の歴史ってすごい奥深いんだにゃ

トルコで使われている言語はなに?

トルコで使われている言語は主に「トルコ語」です。

トルコに住むほとんどの人が母国語としてトルコ語を話し、一般的にはトルコ語のみを話す人が大半を占めます。

中には、クルド語を話す人もいます。

そんなトルコ語、実は聞き取りやすくて文法的にも日本語に似ているんです。

なので、「何か外国語を習いたい」って言う人にはいつもトルコ語をおすすめしています。

3ヶ月くらいみっちり勉強すれば、簡単な日常会話を話せるくらいまで上達しますよ。

この記事では、トルコ語の簡単な文法発音文字の特徴その歴史をご紹介したいと思います。

トルコ言語は”語順”が日本語と一緒です

トルコ語は日本語と同じ語順になります。

例えば英語で「私はテレビを観た。」は「I watched TV.(私は 観た テレビを)」。

英語では(主語S)(動詞V)(目的語O)となり、日本語とは語順が異なりますよね。中学、高校で習ったSVOってやつです。

また日本語では、「私は」の部分は省略できたりしますし、「テレビ観た」や「昨日観た、テレビ」と言った言葉を並べただけの文章でも十分日本語として成り立ちます。

が、英語では「I(私は)」の省略はできません。また、「TV watched.(テレビ 観た)」では意味をなさない文章になってしまいます。

「文の構成」という点に非常に重きが置かれている、いわゆる「構造言語」というのが英語の特徴。

こういった点が、私たち日本人に英語を難しいと感じさせているんですよね。

ところがトルコ語で「テレビを観た」は「Ben Televizyonu izledim.(私は テレビを 観た)」となりこれは日本語と同じ(主語S)(目的語O)(動詞V)の並び順なのです。

また、「Ben(私は)」の部分は省略できますし、多少言葉の順番を入れ替えてもトルコ語として意味をなします

こういった点で、トルコ語は英語ほど語順に厳しくなく日本語に似た言語だと言うことができます。

トルコの言語はどんな文字で表記される?

トルコ語は英語と同じラテン文字(Aa Bb Cc・・・)トルコ独自の文字で表記されます。

トルコ独自の文字とは「Çç Ğğ Iı Öö Şş Üü」の合計6つあり、いずれもラテン文字を少し飾ったようなものになっています。

読み方は「Çç(=ちゃ・ち・ちゅ・ちぇ・ちょ) Ğğ(=無発音) Iı(=口を横に広げてう) Öö(口の前の方でお) Şş(しゃ・し・しゅ・しぇ・しょ) Üü(口の前のほうでう)」となります。Iı、Öö、Üüは母音ですね。

また、Ccは英語と異なりトルコ語では(じゃ、じ、じゅ、じぇ、じょ)と読まれます。

これらの違いをのぞけば読み方はほとんどローマ字読みと同じなので、トルコ語を知らなくてもなんとなく読むことができます。

トルコ語文字の歴史はすごくおもしろい!

トルコ語文字の歴史を語る前にまず知っておかなければならないことがあります。

それは、トルコ人の祖先は今の中国、モンゴルあたりから現在トルコ共和国がある場所(ギリシャの下らへん)へと移動してきた「遊牧民族」だということ。

世界史に出てきた、紀元後6世紀の「突厥(とっけつ、とっくつ)」という国を覚えていますか?

現在の中央アジアあたりに巨大遊牧帝国を築いた国です。

実は、突厥は「テュルク(=トルコ人)」を漢字表記したものなのです。

突厥が現れる前にももちろん、トルコ人は様々な国の民族として中央アジアに登場します。

が、これが非常にややこしく、まだよくわかっていない部分も多いのです。

とりあえず、「トルコ人の祖先は突厥(とっけつ)」だってことを抑えといてください。

彼ら突厥は、その後分裂を経ます。その内「東突厥」と呼ばれる国の人々は、中国・モンゴル付近からだんだん西へと、つまり現在トルコ共和国がある場所へと移動していったのです。

そろそろ文字について話を戻しましょう。

突厥は、独自の突厥文字というものを使っていました。彼らはその文字を石に表記して使っていました。

が、当然遊牧生活に重い石を持って移動することは困難だったので、文字を書いた石はそこに残して次の地へと移動していくことになります。

彼らが石に彫った突厥文字は現在も色々なところで発見されています。

西へと移動していた彼らは、今のトルコ共和国がある場所に定住します。

そして、やがてあたり一帯を支配するオスマン帝国を築き上げます。

オスマン帝国時代、トルコ語はアラビア文字を使って表記されていました。右から左に表記されるぐにゃぐにゃ~とした難しそうなやつですね。

どうして突厥文字を使わなかったのか。

おそらく、書物として残されることのなかった突厥文字はそれ以上の発展がなく、新たな地の隣国で使われている、より高度に発展したアラビア文字を使うほうが、トルコ語を表現するには便利だったのではないでしょうか。

しかしながら、所詮は外国語から借りてきた文字。

アラビア文字だけで、完全にトルコ語を正しく表記することができない状態が続いていました。

そこで1930年頃、アタチュルク(トルコ共和国の初代大統領)が言語改革を試み、今トルコで使われているラテン文字といくつかのトルコ語独自の表記(先ほどのÇç Ğğ Iı Öö Şş Üü)が導入されるに至りました。

島からほとんど出ることなく定住していた私たち日本人とは反対に、トルコ人は遊牧民として常に移動し様々な文化的影響を享受し、提供することで複雑な歴史を形成していったのですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。