・イスタンブールの気温や天気、服装を知りたい人
・カッパドキアの気温や天気、服装を知りたい人
イスタンブールの夏冬の気温と天気
イスタンブールの夏と冬の気温と天気をご紹介します。筆者の私は、10ヶ月間イスタンブールに滞在していたのでその時の体感や一般的な意見を交えて書いていきたいと思います。
イスタンブール夏の気温と天気
イスタンブールは海に近いことから、夏は蒸し暑いという印象です。降水量はさほどでもないのですが、海風による湿気があり思ってるより蒸し暑いかもしれません。とは言っても日本の夏の蒸し暑さほどではありませんが。
夏の外の気温はかなり高く、イスタンブールでも夏は熱中症にならないように気をつけなければなりません。しかしながら、7月8月の夏真っ盛りの時期でも気温は30℃を超えるくらいなので、最近の日本の暑さ(35~40℃など)に比べるとまだましと言えるかもしれません。
イスタンブールの夏にあり日本の夏にないもの、それは「日差しの強さ」です。
日差しが大変強いイスタンブールでは、予想気温がそれほど高くない日でも実際に外に出てみるととても暑いです。ただ良い面もあって、日光が当たる場所ではジリジリと肌を焼くような暑さがありますが、日陰に入るとそれほどでもないというか、案外ひんやりとしており涼しかったりします。
皆さんが期待しているような、からっとした夏の暑さというわけではなくむしむしとした暑さがイスタンブールの夏と言えます。
また、イスタンブールの降水量は東京とは逆の「夏に少なく冬に多いパターン」です。
なので、夏は晴れの日が続き、この時期がイスタンブールの旅行シーズンになります。しかしながら、突発的に、1時間ほど雨がザーっと降ってすぐやむということもたびたび起こるので、折り畳み傘は持っておいたほうがよいかもしれません。
イスタンブールで夏に一日中雨が続くという日は比較的少ないと言えます。
イスタンブール冬の気温と天気
イスタンブールの冬は、海も近いことから比較的温かい気温と言えます。日本の東京の気温よりも少し低いくらいでだいたい同じと考えてもらって大丈夫です。
ただ、イスタンブールでは冬に雪が降ることも多いので傘や帽子は準備しておいたほうがよいでしょう。
冬に降水量が多くなるイスタンブールですが、年によっては雪がたくさん降ったり、気温がそこまで下がらなかったため雨だったりします。
とは言っても、イスタンブールの12月1月の降水量でも、日本の梅雨の約半分又はそれ以下になります。
また、イスタンブールは霧が発生しやすい地域でもあり特に冬や秋はどんより曇っている日もあります。
イスタンブールの夏や冬にあわせた服装のすすめ
イスタンブールの夏は、蒸し暑いことからコットン生地の半そでがおすすめです。ノースリーブでもOKですが、モスクに入るときはスカーフをはおって肌を隠さないといけません。スカーフは、モスクの入口で配ってくれることが多いです。
また、靴に関しては通気性の良いスニーカーがおすすめです。イスタンブールは、坂が多かったり道路がでこぼこしていたりすることがあるので、サンダルはおすすめできません。
イスタンブールの冬は、雨や雪が心配なので防水できるようなナイロン素材のコートがおすすめです。
靴も防水できるような革靴やナイロン製のものがいいですね。折りたたみようの小さな傘はもっておきましょう。
カッパドキアの気温や天気はどう?
私は、2018年の夏に一度、2014年の冬に一度カッパドキアを訪れています。
イスタンブールと打って変わって、カッパドキアは非常に空気が乾燥しています。
夏の気温は、30℃前後ですがイスタンブールと同じく直射日光がとても強いので、体感ではもっと暑く感じるかもしれません。日光を避けるためにつばの広い帽子などの対策が必要です。しかしながら、空気は乾燥しておりイスタンブールのような蒸し暑さはないので、その点はすごしやすい言えるでしょう。
カッパドキアは、日差しが強く昼間はジリジリと肌を焦がす暑さですが、朝晩は肌寒くなります。実際に2018年の夏に訪れたときも、昼間はものすごく暑かったのですが朝晩はカーディガンをはおってちょうど良いくらい、空気がひんやりとしていました。
イスタンブール同様、カッパドキアは6月から9月にかけて特に降水量が少ないので、夏はカッパドキアのベストシーズンと言えます。
反対に、冬の12月1月2月は最高気温が-5度くらいになるまで冷え込むので寒いのが苦手な方にはおすすめできません。降水量も夏に比べると高くなり、雪が降ることも多いです。
私が訪れた際は雪は降っていませんでしたが、やはり乾燥しており寒かったです。
普段の冬の格好にプラスしてはおれるようなストールや、肌着を着ておくようにしましょう。また、雪対策として、足先が冷えないような工夫と出来れば防水のスニーカーがおすすめです。
雪が多く、冬はカッパドキアのシーズンという認識はありませんが、雪化粧をしたカッパドキアの景色もそれはそれはきれい(写真で見ただけなのですが)なので、逆にこのときを狙っていくのもありなのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。