「イスタンブールには1日しかいられない」って人のために!
1日でイスタンブール観光を満喫できるコースをこのページでご紹介します。
1日しかいられないからこそ、絶対に行くべき観光地をハイライトでささっと観光したいですよね。
今回は、厳選した必見の観光地8つに加えて、周辺にあるおすすめレストラン&カフェ&ショップをご紹介します。
在住者が選んだイスタンブール1日観光コースはこんなの
厳選された1日観光プランはどんなの?
この1日観光は、「旧市街」と「新市街」を組み合わせた観光コースです。
イスタンブールの主要な観光地はほとんど全て廻れます。
また、観光で忘れてはいけないのが食べ物!ここでは、トルコ料理を存分に楽しめるように観光コースを考えてみました。
「予想以上に1箇所に時間がかかっちゃた!」って時にも対応できるように、所々にメモを入れてるので、是非活用してくださいね^^
在住者提案1日観光プランではこんなところを廻る

- グランドバザール(8:30-10:00)【旧】
- ブルーモスク(10:20-11:00)【旧】
- アヤソフィア(11:10-12:10)【旧】
- お昼ご飯(12:30-13:30)【旧】
- 地下宮殿(13:50-14:20)【旧】
- トプカプ宮殿(14:40-16:10)【旧】
- ガラタ塔(16:40-17:00)【新】
- イスティクラル通り& 9.晩ご飯(17:00-19:30)【新】
まずは、「旧市街」にある開館時間が限られるモスクや宮殿などの建物系を夕方までに廻り終わります。
夕方から夜にかけては、「新市街」にある繁華街やヨーロッパらしい街並みを楽しみます。

イスタンブールの旧市街や新市街って何のこと?超初心者向けの地図まとめ
イスタンブール1日観光コース①「グランドバザール」

観光時間:8:30~10:00(1時間半)
世界一大きな屋内型の市場。お土産物(ランプや食器、キーホルダーなど)が中心。内部はアラビアンな雰囲気たっぷりの巨大迷路のよう。
グランドバザールは、イスタンブール観光で絶対に外せない名所です。
「買い物はあまり興味ないんだけど・・・」って人でも絶対に行って下さい!
グランドバザールは「お土産を買う場所」であり「イスラムの雰囲気を味わえるミステリアスな場所」であり「オスマン時代のイスタンブールの歴史を感じれる場所」なのです。
詳しくは別の記事で書いたので、参考にしてみてください。
特に、「グランドバザールの歴史」については詳しく書いたので 買い物に興味ないって人は読んでみてください。
きっと行ってみたくなるはず!
⇒複雑なグランドバザールを予習しとこ【行き方・地図・見どころ】
<!>全部を隈なく見ようとすると、いくら時間があっても足りません。し、広すぎて迷います!時間オーバーになって、他の観光地に行けなかった!なんてことにならないよう、事前に絶対見ておきたいところ、買いたいものを押さえておきましょう。
営業時間は「8:30~19:00」です。朝早くから入ることができるので、一つ目の観光地にぴったり。休館日は日曜日。
最寄り駅は、トラムバイ(青色ライン)の「ベヤズット-カパルチャルシュ駅(Beyazıt-Kapalıçarşı)」です。
次の観光地「ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミ)」までは徒歩で15~20分ほど。
イスタンブール1日観光コース②「ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミ)」

観光時間:10:20~11:00(40分)
イスタンブールの代表的モスク。無料で入場できます。その名の通り、”青”がモチーフのモスクで、内装は美しく厳か。しばしば、世界一美しいモスクと称される。スカーフは入口で借りられます。
ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミ)もまた、イスタンブール観光では絶対に欠かせない観光スポットです。
時間が合えば、ムスリムの人がお祈りしている様子を見ることができるかもしれません。
<!>シーズンの場合は、入場に並ぶ場合があります。しかし、内部は庭を含めてかなり広いため、ものすごく待たされるということは少ないです。
営業時間は「8時~9時ごろから開館」。営業時間は時期によって変動します。無休ですが、金曜日の午前はムスリムの人のみ入場可能。
最寄り駅は 、トラムバイ(青色ライン)の「スルタンアフメット駅(sultanahmet)」 。
次の観光地「アヤソフィア」は、ブルーモスクのすぐ横にあります。
イスタンブール一日観光コース③「アヤソフィア」

観光時間:11:10~12:10(1時間)
イスタンブールが東ローマ帝国(ビザンツ帝国)であった、537年に建てられた教会。当初は、キリスト教会であったが、後のオスマン帝国時代でイスラム教モスクとして使用された。2つの異なる宗教の顔を併せ持つ重要資産であり、現在は博物館として一般公開されている。トルコにあまたあるモスクの”モデル”ともなった。
お次は、ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミ)のお隣にある「アヤソフィア(博物館)」です。
こちらもイスタンブール観光では絶対に欠かせない観光地です。
<!>シーズンによっては、チケットブースで結構並ぶことがあります。ミュージアムパスを事前に買えば即入場できますが、1日観光だとミュージアムパス(185TL=約3700円)に含まれる博物館や美術館の大多数には行けないというのが悩みどころです。
営業時間:「(4/15〜10/30)は9:00~19:00」「(11/1~4/14)は9:00~17:00」です。休館日は月曜日。
最寄り駅はブルーモスク同様 、トラムバイ(青色ライン)の「スルタンアフメット駅(sultanahmet)」 。
入場料:60TL(=1200円)
次の観光地「地下宮殿(バジリカ)」は、アヤソフィア、ブルーモスクと道路を挟んで向かいにあります。
イスタンブール1日観光コース④<お昼>

観光時間:12:30~13:30(1時間)
夏は日差しが強く、冬は雪が降ることもあるくらい寒い。お昼はしっかりスタミナをつけておきたいですね。
スルタンアフメット駅付近は、たくさんのレストランで溢れているので、幸い食べる場所には困りません。どこか適当なところに入るのもアリです。
ここでは、中でも私がおすすめしたいレストランとスイーツ店をご紹介しておきます。
ケバブチェーン店「Kasap Döner(カサップドネル)」

そこそこリーズナブルで、しっかり座って食べられるお店を探しているのなら、「Kasap Döner(カサップ ドネル)」という、ケバブチェーン店がおすすめ。
美味しくてそこそこリーズナブルなので、私も頻繁に利用します。
お店の看板メニューは、「ドネルケバブ(日本でも一般的なケバブ)」や「イスケンデルケバブ(ヨーグルト&パンと食べるトマトソースケバブ)」。
ここの「レンズ豆スープ(メルジメッキ・チョルバス)」もすっごく美味しいですよ。
ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミ)から、200mほどしか離れていないので、アクセスも良いです。
公式サイトでメニューが見られるよ。
住所(公式サイト):Alemdar Mah.,Divan Yolu Cad.,No.54 Sultanahmet, Fatih, Istanbul, Turkey
※グーグルマップで探す場合は「Kasap Döner sultanahmet」で検索するとでてきます。
トルコ風ハンバーグのキョフテが有名「Sultanahmet Köftecisi(スルタンアフメット・キョフテジシ)」

1920年創業という、歴史あるトルコ風ハンバーグ「キョフテ」のお店です。
イスタンブールにいくつか店舗があり、私も訪れたことがあります。
シンプルに数種類のキョフテメニューが並んでおり、おすすめは絶対に「牛肉(Dana Eti)のキョフテ」!
キョフテ以外のメニューも頼んでシェアしたいなら、「クズシシ(Kuzu Şişi):羊肉の串刺し」を頼んでみて。羊肉苦手な人でも、安心して食べられる、全く臭みのない良質なお肉です。
ここの「レンズ豆スープ(メルジメッキチョルバス)」も美味しいですよ。
住所(公式サイト):Alemdar Mh., Divan Yolu Caddesi, No: 12
Istanbul, Turkey
※グーグルマップで検索する場合は「Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Usta Alemder」で検索窓に入力すると出てきます。
トルコ料理はスイーツなしに語れません!本場の激甘トルコスイーツも是非試してみてください。
おすすめは「バクラヴァ」「キュネフェ」「アイス(ドンドゥルマ:伸びるアイス)」あたりです。
飲み物は「トルココーヒー」「チャイ(トルコ紅茶)」「レモネード」も美味しいですよ。
トルコのスイーツを詳しく知りたい人は、「中毒注意!トルコのスイーツ&お菓子おいしい定番はこれ【15選】」の記事を参考にしてくださいね。
ここでは、メニューも豊富で私が何回も訪れている、スイーツチェーン店を2つ紹介します。
お洒落でモダンなカフェ「MADO(マド)」

トルコのいたるところで目にするチェーンカフェ。
お値段もお手頃で、どのメニューもとっても美味しいです。
トルコの伝統的なお菓子はもちろん、ティラミスやキャラメルケーキなど、私たちに馴染みのあるスイーツも揃っています。
公式サイトでメニューが見られます。
住所(グーグル):Alemdar Mh., Divan Yolu Cd. No:24, 34110 Fatih/İstanbul, トルコ
※グーグルマップで見るときは「mado sultanahmet alemder」で出てきます。たくさん店舗があるので、お間違いないよう。
トルコの伝統スイーツを食べられる「Hafız Mustafa(ハーフズ・ムスタファ)」

MADOほどではないですが、こちらも店舗がいくつかある老舗スイーツ店。
扱っているメニューは、ほとんどがトルコの伝統的菓子ばかり。
店内はオスマン時代の宮殿風で、雰囲気も良いです。
ハーフズムスタファ店については、「伝統的トルコスイーツを試したい!初心者さんが行くべきお店のレポートと行き方」の記事で詳しく書きました。
公式サイトでメニューが見られます。
住所(公式サイト):Divanyolu Cad. No:14 Sultanahmet / İstanbul 34122 İstanbul
※グーグルマップで検索する時は「Hafız Mustafa binbirdirek」で出てきます。
イスタンブールの1日観光コース⑤「地下宮殿(バジリカ)」

観光時間:13:50~14:20(30分)
イスタンブールが東ローマ帝国(ビザンツ帝国)であったころに作られた「巨大貯水庫」。トルコ語では「イェレバタン・サラユ(地下・宮殿)」と呼ばれる。逆さまになったメデューサの形の岩が使われている。日の光は入らないため一日中オレンジの光でライトアップされ幻想的。
アヤソフィアやブルーモスクのそばにある、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)時代の遺跡として人気があります。
内部は雰囲気があり、夏は涼しい場所。
<!>シーズンの場合は並んでいることがあります。涼しいからといって不用意に長いし過ぎないようにしましょう。それほど大きな場所ではないので、短時間で観光できます。
営業時間「9:00~18:30」休館日なし
最寄り駅は、トラムバイ(青色ライン)の「スルタンアフメット駅(sultanahmet)」
入場料「20TL」
次の観光地「トプカプ宮殿」へは、アヤソフィア前から歩いて約10分です。
イスタンブールの1日観光コース⑥「トプカプ宮殿」

観光時間:14:40~16:10(1時間半)
オスマン帝国時代に作られた宮殿。スルタン(オスマン帝国の長)の暮らしぶりが伺える。内部は広大な庭といくつもの部屋でできている。ハレム(スルタンの女性たちや母親など女性が暮らしていた建物)へは別料金になる。
オスマン帝国時代のスルタンの暮らしぶりが伺えるのがここトプカプ宮殿です。
内部は、広大な庭やいくつもの部屋、建物で構成されています。
外国人にも人気の高い観光地です。
見どころはたくさんあるのですが、駆け足で見る場合は「ハレム」と「宝物館」を中心に観光しましょう。
<!>イスタンブール旧市街の観光地としてはおそらく最も時間を要する観光地です。本当は2時間~2時間半くらいかけてじっくり見たい場所ですが、ここでは1時間半としています。駆け足で見るのがいやだという人はブルーモスク、アヤソフィアで15分ずつ時間を削りましょう。
<!>イスタンブールの魅惑的な街並みをもっと楽しみたい人は、思い切ってトプカプ宮殿を飛ばしてしまうのもアリ。この時間で、ガラタ塔までの道のり(アヤソフィアからボスポラス海峡、ガラタ橋から見える街並み)を歩きながら楽しんでください。
営業時間「9:00〜18:45(4/15~10/30)、9:00~16:45(11/1~4/14)」休館日は火曜日
最寄り駅は、トラムバイ(青色ライン)の「スルタンアフメット駅(sultanahmet)」
入場料「60TL」※ハレムは「35TL」
次の観光地「ガラタ塔」へは、トラム(青ライン)の「スルタンアフメット駅(sultanahmet)」で乗り、4つ目の「カラキョイ駅(Karaköy)」で降ります。カラキョイ駅からは徒歩5分ほどです。トプカプ宮殿からガラタ塔までは3kmで歩くと40分ほどです。
イスタンブールの1日観光コース⑦「ガラタ塔」

観光時間:16:40~17:00(20分)
東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の終わりに建てられた建物で、塔の上に登ってすばらしいパノラマを楽しめるところです。縦と横の幅が絶妙で、ぽってりと可愛らしい、イスタンブールの象徴的存在です。
今回は、塔の上に登らず見るだけという設定です。もしも、上に登ってみたいなら、30分ほどの所要時間。シーズンでチケットを買うのに並んでいた場合は+20~30分かかります。
営業時間「9:00~8:30」休館日なし
最寄り駅は、トラム(青色ライン)の「カラキョイ駅(Karaköy)」。
入場料「25TL(=500円)」
次の観光地「イスティクラル通り」は、歩いてすぐです。
イスタンブールの1日観光コース⑧「イスティクラル通り」

滞在時間:17:00~19:30(2時間半:夜ご飯の時間込み)
トルコの中心的な大通り。カフェやアパレルショップなどがずらりと並ぶ中、教会やノスタルジックトラムバイなどの見どころもあり。
ガラタ塔から続くイスティクラル通りは、イスタンブールの目抜き通りと言われてます。
H&MやZARAなど、よく知っているアパレルショップやトルコらしいお土産やさん、カフェや屋台、トルコ料理レストランなど様々なお店が雑多に並びます。
ガラタ塔のふもとからタクシム広場まで1.6kmほどで、とまらずに歩くと約20分ほどの距離。
ここではお店をのぞいたり晩ご飯を食べるとして2時間半の滞在時間にしました。
最寄り駅として、イスティクラル通りの終わりにあたる「タクシム広場」にはメトロ(M2=緑ライン)の「タクシム駅(taksim)」が、イスティクラル通りの途中にはメトロ(M2=緑ライン)の「シシハーネ駅(Şişhane)」があります。
ここから、空港に行く方はメトロ(M2=緑ライン)の「タクシム駅(Taksim)」で乗換えながら行くか、空港まで一本で行けるシャトルバス「ハバブュス(HAVABÜS)」で行きましょう。
イスタンブールの1日観光コース⑨<晩ご飯>
イスティクラル通りにはたくさんのレストランがあります。
ここでは、現地トルコでも人気の高いおすすめ店をご紹介します。
現地でもすごい人気「HATAY MEDENİYETLER SOFRASI TAKSİM」

現地でもとっても人気のあるレストランです。
イスタンブールの中では少々高めのお値段ですが、それだけ味は期待できるお店。
メニューも豊富に揃っているので、是非色んなものをシェアして食べてみてください。
中でもケバブは、一般的なトルコのチェーン店やレストラン、ましてや日本のトルコ料理屋さんでは、お目にかかれないような珍しい本場のメニューが並んでいます。

色々なケバブを味わいたい人は「Karşık(カルシュク)=ミックス」と書かれているメニューを選びましょう。
他にも、「フムス(humus)」というヒヨコマメのペーストもこのお店の人気メニュー。パンなどにつけて食べる前菜メニューです。
また、「キュネフェ(Künefe)」というチーズ入りシロップがけのトルコ定番スイーツも人気です。
公式サイトからメニューが見られます。
住所(公式サイト):Taksim Katip Çelebi Mah, 34433 İstiklal Caddesi, NO:39 (Fransız Konsolosluğu Karşısı) Beyoğlu – İSTANBUL
グーグルマップで検索する時は「Hatay Medeniyetler Sofrası istiklal」で出てきます。
お昼ご飯で紹介した有名チェーン店もあるよ
イスティクラル通りにも、先ほど紹介した「Kasap Döner(カサップドネル)」「MADO(マド)」「Hafız Mustafa(ハーフズ・ムスタファ)」があります。
イスティクラル通りは、大通りから枝分かれした小道にもたくさんの素敵なカフェやレストランがあるので、ふらっと目に留まったところに入るのも良いでしょう。
イスタンブール1日観光の注意点!!!
イスタンブールで1日だけしか居られない人。
イスタンブールの王道観光地をぱぱっと廻れるコースはこんな感じです^^
ただし注意点が一つ・・・。
「日曜日・月曜日・火曜日に当たった場合は気をつけましょう」
日曜日→グランドバザール休み
月曜日→アヤソフィア休み
火曜日→トプカプ宮殿休み
だからです!これに気をつけて、しっかり日程を組んでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。