
この記事では、100万円分両替した筆者が一番お得にトルコリラを手に入れる方法を紹介するよ!
1.トルコリラを手に入れる方法5つ
2.キャッシングが一番お得な理由
トルコリラを両替するための方法はいくつある?
私は、日本円にしておよそ100万円分をトルコリラに両替しました。
イスタンブールで住むので、どうせなら金利の良いトルコの銀行にお金を預けて利子を得ようと思っていたからです。
トルコの金利についてはこの記事で詳しく紹介しています。ちなみに私が今お金を預けている銀行の利子は年利24%ほどあります。
100万円預けたら1年で24万円増える計算。

トルコリラの金利がまた引き上げ【9/13】!トルコの利子について論じてみる
話が脱線したようですが、100万円両替する私としては数パーセントの両替手数料がとても大きな金額だったのです。
真剣にトルコリラの両替方法を考えた結果、「セディナカード」を使ってキャッシングする方法に落ち着きました。
まずは、トルコリラを両替するにはどんな方法があるかをご紹介いたします。
日本の銀行や両替所で両替する
これは、一番レートの悪くなる方法です。
あくまで「お得に」両替することが目的ならば、この方法は選択肢に入りません。
「空港に着いてから、すぐにリラが必要になるかもしれないし・・・」と考えて日本で両替という方法を選択する方もいるかもしれません。
が、空港でもリラは両替できますし、日本でわざわざ手間隙をかけて両替するメリットはありません。
イスタンブールの空港の銀行または両替所で両替する
日本で予め両替することに比べたらかなりレートはよいはず。
ですが、この方法でもまだまだお得とは言えないのでできるだけ利用しないほうが良いでしょう。
アタテュルク空港(イスタンブルで一番大きな空港)では、パスポートコントロールを出てすぐのところに両替所がいくつもあるので、どうしても利用しなければならない人はそこを利用すると良いでしょう。
イスタンブールの街中で両替する
イスタンブールの街中でも両替所はいたるところにあります。例えば、主要な観光地であるグランドバザール内やイスティクラル通りなどです。
空港のレートよりはややましなレートになっています。
また、グランドバザール内の両替所はレートが比較的良いことで有名なので、街中で両替することを考えている人はそこを利用するのがおすすめです。
クレジットカードで支払う(両替しない)
両替するより、はるかにレートがお得になる方法がクレジットカードで支払う方法です。
トルコ在住の私も、必要な時(ネットショッピングなど)はクレジットカードを利用しています。
私が愛用しているのは「楽天カード(マスターカードブランド)」のクレジットカード。
ポイントの率が高く、年会費無料で、最もスタンダードなクレジットカードとして有名ですよね。
海外に行くなら、何枚かクレジットカードを用意する人が多いと思いますが、その内の1枚は楽天カードがおすすめ。
通常の年会費無料タイプから、各国の空港ラウンジが利用できるタイプまであり、まさに海外旅行向けのクレジットではないかと思います。
とりあえず一枚持っておけば安心な存在です。
しかし当然のことながら、楽天カードを使った場合でも、各種手数料はかかってくる訳です。
私がクレジットカードをイスタンブールで使った場合は、マスターカード(又はVISAやJCB)に上乗せされ、さらに楽天会社に上乗せされ、2重に上乗せされたレートで換算された日本円を支払っているのです。
とは言っても、銀行で両替するよりははるかにレートが良いので、このページではクレジットカード払いを2番目におすすめの方法とさせていただきます。
ただし、クレジットカードで支払うのにはデメリットがあります。
まずは、小さな売店などクレジットカード払いができない場所では使えないこと。
イスタンブールと言えば、ミディエ(カラス貝ピラフ)や焼き栗を売っている屋台ですよね。クレジットカード一本だとこういった屋台で支払いが困難になります。
また、海外でクレジット使うのって不正利用とかがちょっと怖いですよね。
当然使う頻度が高ければ高いほど不正利用されてしまう確率も増えるわけです。
イスタンブールのATMで海外キャッシング(←私の1番おすすめ)
私が一番おすすめしたい方法は「イスタンブールのATMで、トルコリラをキャッシングする方法」です。
「キャッシング」って聞くと「借金?!」ってなって一歩引いてしまう人もいるかもしれませんが、本質的にはクレジットカードで支払うことと変わりないんですよね。
仕組みを簡単に言うと、「海外のATMで外貨を借りて、後日日本円で返済する」。
実は、海外でキャッシングできるカードってたくさんあります。
先ほど紹介した楽天カードでもできます。
しかし、この記事では「セディナカード」が絶対おすすめ。
理由は「繰り越し返済できる」から。
普通のキャッシングカードとセディナカードの違いはこうです。
普通のキャッシングカード | 毎月決まった月に返済 |
セディナカード | 3~4日後から返済可能 |
借金って、早く返せば返すほどそれだけ利息が少なくなってお得ですよね。
普通のキャッシングカードは、毎月○○日に返済と決まっているものが多いです。
でも、セディナカードではキャッシングの情報が会社に行き(大体3~4日ほど)、返すお金の準備ができたら、いつでも好きなときに返すことができるのが利点なのです。
ここでセディナカードを使った海外キャッシングの主な手順をご紹介します。
①セディナカードをトルコのATMに差し込んで、引き出したいだけトルコリラを引き出す(上限あり)。
②数日後、セディナカードの専用サイトで返済する。
どうですか?めっちゃ簡単ですよね。
イスタンブールでは完全にATMとのやりとりなので、ぼられる心配もありません。
支払いもネット内で完了するのでとっても楽チンです。
ただ、トルコ旅行でセディナカードを使うことを検討中の人にいくつか注意点があります。
・ATM使用後、3~4日ほど空けないとOMC会員専用ページ(返済ページ)に引き出した額が反映されない。が、その間も利息は増える。つまり、最低3~4日分ほどの利息は支払う必要がある。
・トルコにいる間でも、ネットが使えればネットで繰り上げ返済できる。
・パソコン・スマホどちらからでも返済はできる。
・ネット返済をするためには、自分の使っている口座でネットバンキング設定しておく(私は「ゆうちょ銀行」でネットバンキングを使えるようにしてます)。
・カードが届いてから、旅行までに「OMC Plus(オーエムシープラス)」の会員登録をしておく。
・海外でぶっつけ本番セディナカードを使うのはこわい。なので、予め日本で「ATMキャッシング→ネット返済」の手順を練習しておくと安心。
セディナの海外キャッシングがお得な理由
セディナカードで海外キャッシングをするのをおすすめする理由を2つご紹介します。
「繰り上げ返済」できる
海外キャッシングは楽天カードやその他クレジットカードでもできます。
でも一番お得なのは「セディナカード」。
なぜなら「支払いを引き落とし日まで待たずに、3~4日後に繰り上げ返済できる」から。
実は楽天カードで海外キャッシングした場合でも、繰り上げ返済可能なのです。
が、基本的にはリボ払いのシステムになっているので、繰り上げ返済したい場合は楽天会社に電話する必要があります。
めんどくさいですよね。
この点セディナカードは、繰り上げ返済が前提なのでインターネットで簡単にカチカチっと返済することが可能。
これが、セディナカードをおすすめする一番のポイントなのです。
カードブランドのレートがそのまま適用される
先ほど、クレジットカードについて書いたときに、カードブランド(マスターカード、VISA、JCB)が設定するレートというのをご紹介しました。
セディナカードを使った海外キャッシングでも、このレートは使われます。
ただし、クレジット支払いとは違って、カード会社への手数料というのが発生しません。
クレジットカードを使った際は2つの手数料がかかりましたよね。「カードブランドへの手数料+カード会社(楽天など)への手数料」です。
しかし、セディナカードを使えば、必要な手数料は「カードブランドへの手数料+延滞金」になります。
延滞金は、上で説明した「繰り上げ返済」を使えば数十円(いくら引き出したかによって変わりますが、10万円以下ならそんなもんです)で済むので、ないに等しいのです。
つまり実質気にするのは、「カードブランドのレート」のみになり、こちらのレートについても、実際の数字を出しながら「【レート】トルコでセディナカードを使ったらいくらお得になる?【検証】」の方でご紹介しています。
ここまで、「セディナカードってお得なんだな」ってことはわかってもらえたかなと思います。
外貨両替の最もポピュラーな方法として、現地の両替所が主流でしたが、両替所はとにかく”実際のレートよりかなり高いレート“を使ってます。
それに比べてセディナカードは”実際のレートとさほど変わりないレート“を使っているのがポイント。
ちなみにセディナカードでATMから引き出せるのはもちろんトルコリラだけではありません。
アメリカのATMではドルを引き出せるし、タイのATMではバーツを引き出すことができます。

【レート】トルコでセディナカードを使ったらいくらお得になる?【検証】
海外旅行において”クレジットカード”の重要性
ここまで、セディナカードを使って外貨をキャッシングする方法をおすすめしました。
しかしながら、当然「クレジットカード」も持っていたほうが良いです。
私もこの12月にヨーロッパ旅行に行ったのですが、こんな場面でクレジットカードが必要になりました。
- キャッシングした現金が足りなくなったけど、ATMが近くになかったとき
- 現地でコンサートのネット予約をしたとき
何かと便利で、あると安心できる存在。
最低、2枚クレジットカードを持っておくのが、旅の常識です。
先ほどの書いたのですが、私の使っているクレジットカードは”楽天カード”と”エポスカード”です。
楽天カードは、年会費無料でポイント還元率が1%と高いこと、更にポイントを楽天市場で使えるので重宝してます。
うちの家は、猫のエサとトイレの砂をこの楽天ポイントで全てまかなっています。
エポスカードは、海外保険に定評があるクレジットカードですね。
楽天カードを作ってない人は、とりあえず一枚持っておいてもいいかもしれませんね。
公式サイトはこちらのバナーからどうぞ。

トルコリラをお得に両替するためのまとめ
結局トルコ旅行には何が必要?
トルコリラを両替する。トルコでリラを使うために持っておきたいものはこちらです。
- セディナカード(現地でキャッシング)
- 楽天カード(もしものクレジット)
- もう一枚クレジット(予備クレジット)
これだけあれば安心ですね。また、基本的にはこの中でも一番レートの良い「セディナカード」を使うようにしましょうね。
トルコ現地で使う金額とは
4~5日のトルコ旅行、現地で使うお金を一人あたり35,000円ほどと予想しています!
詳しくはこちらの記事をみてください。

トルコの物価って?現地でのリアルな滞在費と給料や家賃を徹底調査
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。