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トルコ人は年間100kg以上パンを食べる!これぞ鉄板の【13種】

トルコはパンの消費量が”世界一”

トルコでは、”パン”が食卓によく並びます

私も実は知らなかったのですが、トルコは世界一パンの消費量が多い国だそうで、その消費量は年間1人あたり100kgを超えているそう。

食パン6枚切りの1枚が63gほどなので、1年間で1587枚の食パンを食べる計算に・・・!つまり、1人1日に4.3枚の食パンを食べる

彼らは私たちのように、白ご飯が主食ではないのでその代わりとはなるのですが・・・それでもやっぱり多いですね!

どうしてトルコの人はそんなにパンを食べるのか・・・。

それはずばり、「トルコのパンが美味しいから」です。というか、私はそう思ってます。

今日は、トルコ人に教えてもらった”トルコで最もポピュラーに食べられているパンの種類13つ”をご紹介します。

トルコ旅行に来たときは、是非色々なパンを食べ比べてみてください。

トルコで最もポピュラーなパンの種類【13選】

ドーナツ型のごまパン「シミット(Şimit)」

ドーナツより2周りくらい大きく、すごくハードなパンです。結構、歯が折れそうになります。

トルコ全国の道端やカフェで売られており、朝ごはんや軽食としてとってもポピュラーなパン。

1つ20~40円(1~2リラ)ほどで安いのも魅力的なんです。

朝にたくさん焼いて売り歩いている人が多いので、夕方のシミットより作りたてに近い午前中のシミットのほうが美味しいですよ。

ゴマの香りが香ばしい、とっても硬いパンシミットは口の水分が全部持っていかれるのでトルコの紅茶「チャイ」とも相性バツグン!

トルコでは「Şimit Saray(シミット サライ)」という、チェーンカフェがたくさんあります。実はヨーロッパにも進出しているお店なんです。

シミットはもちろん、シミットを使ったサンドイッチや軽食にぴったりのメニューが並ぶ人気カフェなのでおすすめ!

サイズ感が丁度いい!「ポアチャ(Poğaça)」

ポアチャは、こんな感じで丸く手のひらサイズで軽食に食べやすい大きさ

一般的には上にゴマが乗っていて、中は何も入っていないプレーンのもの、チーズ入り、ペーストにしたオリーブの実など種類が豊富にあります。

日本の菓子パンっぽい立ち位置のパンですね!

ふんわりと優しい味「アチマ(Açma)」

ゴマがついた、ねじりパンです。

作りたてはふかふかしていて美味しいですよ。

特にこれといって特徴があるパンではないのですが、だからこそ毎日の朝食として食べたくなるのがいいところ。

あまり重たいパンを食べるのはちょっとな・・・って時は重宝します。

ねじってドーナツ型に形成された形がポイントです。

ここまで、トルコでとってもポピュラーな3つのパンを紹介しました。

イスタンブールに来たら、きっとどこかで目にするはずなので是非試してみてください!

これら3つは、単体でそのまま食べられるパンだったのに対して、ここから紹介する10つパンは、おかずと一緒に食べられるパン

一般的に今から紹介するものは、食卓におかずと一緒に並ぶパンで、そのまま単体で食べられることはあまりないです。

日本人にとっての「白米」的存在ですね。

トルコが世界で一番パンを消費する原因となるのは、むしろ今から紹介する10つのパンなんですよ。

その名も”パン”。一番食べられてる種類「エキメッキ(ekmek)」

トルコ語で「パン」というと、この種類のパンを指します

エキメッキ(ekmek)は、トルコ語でパンという意味の言葉で、この種類のパン単体を指すこともあれば、一般的にパン全体を指す言葉でもあります。

トルコの街には、どこでも必ずと言って良いほど「お店の窯で作ったパンを売るお店」が存在します。

トルコ人は、近所のパン屋さんで焼きたてのパンを買って朝食に家族で食べます。朝一に買った焼き立てのエキメッキは、外はかりっと中はふんわりでそれはそれは美味しいのです。

トルコのレストランで輪切りにされて出てくる、食べ放題のパンもこのエキメッキであることが多いです。

日本の食パンに似てる「タバ・エキメーイ(Tava ekmeği)」

他のパンと材料は変わりませんが、専用のパン型に入れて焼かれるため、日本の食パンと同じような形になります。

食パンのようにスライスして食べます。

タバ(Tava)は、フライパンの意味があります。エキメッキ・タバスというため、それで焼かれるパンということでこんな名前が付いたようです。

日本人が食パンを食べる要領と同様に、チーズを乗せて焼いたりジャムを塗って食べたりします。

風味豊かなダイエットパン「ケペクリ・エキメッキ(Kepekli ekmek)」

Kepekは「全粒粉(ぜんりゅうふん)」という意味で、表皮と胚芽を取り除かずに、小麦の全てを使った粉だという点で小麦粉と異なります。

全粒粉を使ったこの「ケペクリエキメッキ」は、香ばしい香りが特徴的です。

写真で見て分かるとおり、色も茶色がかっています。

小麦粉よりも全粒粉のほうがローカロリーなため、トルコではダイエット目的でいつもの白いパンをこの「ケペクリエキメッキ」に変える人も多いそうです。

「エキメッキ(ekmek)」よりも、外のカリカリ感や中のふわふわ感が少ないですが、風味という点ではこちらの方が断然美味しいです!

ほんのり甘い健康パン「チャブダルル・エキメッキ(Çavdarlı ekmek)」

Çavdarは「ライ麦」のこと。

日本で言う、ライ麦パンのことです。パンにしてはカロリーがかなり低いため、こちらもダイエットパンとしてトルコでよく食べられます。

ビタミンBも豊富なので、女性にもおすすめ。

中は黒く、ずっしりと思いのが特徴。香ばしさに加えて、ほのかな甘みもあります。

小さめサイズの「ソムン・エキメーイ(Somun ekmeği)」

Somunは、日本語で一塊のパンという意味があります。

ソムンエキメーイは、通常フライパンくらいの大きさのある丸いパンを指します。お店ではスライスして販売しているところもあります。

ソムンエキメーイとは、ある一定のパンを指すのではなく、パンの形を指していると言えます。つまり、先ほど紹介したチャブダルルのソムンエキメーイもあるのです。よって、作るのに使われる材料は種類によって変わります。普通クーペ(パンに入れる切込み)が一本入っています。

一番一般的なソムンエキメーイは、中が白くふんわりと、外はかりっとしています。

※2019/3/20に内容を書き直しました。

形がかわいい「チチェッキ・エキメーイ(Çiçek ekmeği)」

Çiçek(チチェッキ)とは、トルコ語で花という意味の言葉。

チチェッキエキメーイは、花の形に形成して焼き上げたパンです。特に変わった材料を使うことはなく、中も通常通り白です。

焼く前に、白ゴマや黒ゴマをまぶすことが多いです。

パン屋さんでは必ず見かける定番のパンです。

ケバブにめっちゃ合う「タンドゥル・エキメッキ(Tandır ekmek)」

Tandır(タンドゥル)とは、世界的にはタンドールと呼ばれるもので、地面に穴を掘って作ったつぼ型の窯のことです。

ウィキペディアによると、インドから中東にかけて使われるものだそうです。

タンドゥルエキメッキは、そのつぼ型の窯の側面に平べったく形成したパン生地を貼り付けて焼かれるパンです。

出来上がりは画像のとおり、平べったく所々ぷくっと膨らんでいます。平べったいのでぱりっとした部分が多く人気があります。

ケバブ料理に添えられることが多く、ケバブと野菜をタンドゥルエキメッキで巻いて食べるととっても美味しいです。

断食月の特別なパン「ラマザン・ピデスィ(Ramazan pidesi)」

イスラム歴で数える「ラマザン月」に食べられる特別なパン、ラマザン・ピデスィ。

ラマザン月は所謂「断食月」であり、日が沈んだ後にラマザン・ピデスィと共に食事が行われます。

断食月は、皆日が沈みかけるころからパン屋さんに列をなし、焼きたてのパンを買います。

ラマザンピデスィの格子模様は、実は指で付けられています。これが伝統的なやり方なのです。

荒い格子模様で分厚く形成したものは「カルン(厚い)ラマザン・ピデスィ」、細かい格子模様で薄く引き伸ばしたものは「インジェ(薄い)ラマザン・ピデスィ」と呼ばれます。

ケーキみたいなパン「ムスル・エキメーイ(Mısır ekmeği)」

ムスルはトルコ語でとうもろこしの意味。

ムスルエキメーイは、小麦粉の代わりにとうもろこしを挽いて粉にしたものを材料として作られたパンです。とうもろこし粉を使っているので、黄色いパンになります。

食感は、パウンドケーキのような感じで口の中でほろほろと崩れます。口の中の水分が持っていかれるので、チャイ(トルコ紅茶)と一緒に食べられます。

ほのかにとうもろこしの風味が感じられます。

家でお母さんが作るパン「エブ・エキメーイ(Ev ekmeği)」

最後は「エブ・エキメーイ」。そのまま日本語に訳すと「家のパン」となります。

その名の通り、家で作られるパンでこれといった定義はありません。一般家庭にあるオーブンでお家で作られたパンは全て「エブ・エキメーイ」になります。

なので、パン屋さんに売っているものではありません。

小麦粉・水・イースト菌があれば作ることができるので、昔からどこの家庭でも作られ食べられてきました。

トルコのパンについてあれこれ

パンはトルコの食卓に欠かせない

トルコの食卓には、ほぼ毎食と言って良いほどパンが並びます。

トルコのパンは一つあたりがとても大きく、誰かがそれをちぎって一人ひとりに配ります。

前菜やおかずをパンにつけて食べたり、お皿に残ったおかずの汁や残りかすをパンで綺麗にさらって食べるという習慣もあります。

世界で一番パンを消費するのがトルコ人と知って、正直驚いたのですが、トルコの一般家庭を考えてみると、確かにそうかもしれません。

我が家は、私が日本人なのもあって、夕食にパンをたくさん食べる習慣があまりありません。

夕食の炭水化物は、パスタかお米が多いのですが、トルコのお米は日本のお米と違い水分が少ないので、日本人の口には合いにくい。ということで、炭水化物無しの夕食も多いです。

パンを捨てるのは悪いこと

日本では一般的に、米粒を一粒残さずに食べることが良いこととされていますよね。それと同じで、トルコではパン(エキメッキ)が食の象徴であり、大切なもの。

仕方なく捨ててしまわなければならないときは、頭に当てるという儀式をしてから捨てます。パンを捨てることはトルコ人にとって、とっても罪悪感のある行為なのです。

食べ物を捨てるのは、多少なりとも罪悪感の伴うもの。

日本人がお米を捨てるとき、ひときわ罪悪感を感じるように、トルコ人にとってもパンを捨てるのはとんでもないことなのです。

各街に必ずパン屋さんがある

トルコの各街には必ずと言ってよいほど、パンを焼く窯を持った「パン屋さん」があります。

そこから各お店へパンが下ろされたり、直接そのお店で買うこともできます。

たいていは、朝にまとめてパンを焼くので、朝一番のパンはとても新鮮で美味しいのです。

毎年政府からパンの値段が発表される

トルコでは、食卓に欠かせない食料である「パン」の値段が毎年1月政府によって発表されます。

発表はされるのですが、トルコ全国一律ではなく大都会のイスタンブールでは高くなり田舎になるほど安くなります。

1年の間でも、経済の状況によって値段は変わるのでそれほど重要な発表というわけでもなさそうです。

トルコのパンの種類

トルコのパンの種類を一部ではありますが、このページで紹介しました。

日本でパンの種類と言えば、メロンパン、あんパン、クリームパン、惣菜パンとかですよね。

それに比べるとトルコのパンはとてもシンプルで、使われている小麦の種類が違うだけ、形が違うだけというものも多いです。

日本人にとっては物足りないかもしれませんが、とても健康的ではありますよね。

ちなみに、日本で見かけるような甘い菓子パンというものをトルコではほとんど見たことがありません。

ヨーロッパや東南アジアなど、私が今まで旅行してきた国では、日本にあるような「(菓子パンや惣菜パンが並ぶ)パン屋さん」が1つや2つたいていあったものです。

しかし、パンをお菓子として食べる習慣がないトルコでは、そういったパン屋さんを見たことがありません。

今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました!